台風あとの田んぼ

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何とか無事でした。やれやれ。

「ひよこ」No.241号  ~辰巳芳子さんの緊急提言~ ~民主党代表選挙・食料自給率~

 あっという間に日がたって、早9月。ミンミンゼミもまだ頑張ってますが、ツクツクボウシがよく聞こえます。

 家のすぐ裏が山なので、いろいろとにぎやかです。昨夜は家の前の方で鹿が「ピィー」とえらい勢いで鳴いてました。

 田んぼもだいぶ色づいて来ました。早いところでは、そろそろ稲刈りが始まるでしょう。
 まだまだ昼間の日射しはきついですが、鶏達もだいぶ楽になったようで、産卵もまた元に戻ってきました。やれやれです。

 台風が予想を変えて、こちらにまっしぐらのようですが、大きな被害がないことを祈るばかりです。

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 最近の緑餌

 ミレット(ヒエの一種)も一度刈ったところがちょうどいいくらいに伸びてます。みんな穂を出しました。

 先日、秋のイタリアンライグラスの種まきをしました。その後雨が降ったので、まずまず発芽したようです。

 今から、このイタリアンが使え出す10月中頃までが、草の入れ替わりの時期で、案外いい草がありません。もう少ししたらサツマイモのツルが主力になって来ます。 

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 辰巳芳子さんの緊急提言

  いま頼るのは、食物の力

    『クロワッサン』7/10号より抜粋

●「毎回の食は生命への油差しでなく、一食ごとに直ちに生命の刷新につながる。」

●あらためて申し上げます。食べ物は生死を分けるのです。日々の暮らしの中でも、知らず知らずに生死を分けていることを、皆知らない。気づかない。意識しない。そのことが食べることの恐ろしさだと思います。

●4月の新聞に、ある政治家が書いていた。原発を手放すと日本は4等国になる、と。人の暮らしよりも経済を優先する政治家の姿があらわになった。経済人の発言も同様だ。「ここに決定的に欠落しているものは、何だと思いますか? 生命観がないのです。政治家も経済人も個人も、生命観が希薄なことが、日本の大欠点です。生命観とは、人間観でもあります。

●日本の再興を目指すには、①生命観の確立 ②正義と正直、愛を基盤にすること この二つを抜きに考えられない。

●「これからの時代、欲では動かない、寡欲の人でなければ信じられません。私が正義というと、皆さん、鳩が鉄砲豆をくらったような顔をされますが、正義とは愛に裏打ちされた行動のこと。正義をまっとうし、愛を貫くには、情熱がなければならない。その情熱を支えるのが生命力です。生命力は食から生まれてくるのですよ。」

●最近出会った、どうしても頭から離れない若い男性。有名大学を出て、有名な企業に入り、優秀なのだけれど、意欲が感じられない。「とっても不思議なの。今まで生きてきて『おいしいものを食べたい』と思ったことがないと言うの。栄養バーみたいなものを食べていればいい。生身の女性にも興味がない。パソコンの画面で見る女性で充分です、って。・・この人は、本当に自分の人生を生きていると言えるのでしょうか。私には分かりません。でも、想像するに、細胞が喜ぶような食を、幼い頃から食べたことがないのではないか。親御さんも、そういう食をとってこなかった。もしかしたら、愛も感じたことがなかったのではないでしょうか。・・・人は、食べるべきものを食べてこそ、信ずる心が育ちます。信頼がなければ、愛も育ちません。皆さんも日々、手を動かし、下で味を確かめ、くり返し試し、分析し、練習をしていただきたい。自分を愛し周りの人を愛するために。」

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 天木直人のメールマガジン8月1日号 より抜粋

震災、政局報道でわかった新聞・テレビの「虚報」と「暴走」   

 8月最初のメルマガは、サピオ8月3日号が特集している報道批判記事について書く事に決めていた。・・・

 ジャーナリストの上杉隆氏は書いている。

 記者クラブを覆う「選民思想」は度し難いと。原発事故の責任を問い、放射能汚染の真実を国民に知らせたのはネット、フリージャーナリスト、外国メディアだったと。真実を求めて質問しようとしたフィリージャーナリストに対し、「お前たちの記者会見じゃないんだぞ!」、「もういいよ、その質問は!」とさえぎったのは大手新聞記者だったと。

 ジャーナリストの武富薫氏が書いている。

 読売新聞は丹呉泰健前財務事務次官を天下りとして社外監査役に迎えた。これで「増税やむなし」キャンペーンとは国民を馬鹿にしていると。・・・

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ひよこサロン
  ~便りが頼りコーナー~
   (全部のお便りを載せられなくて申し訳ありません。)

11.7.13. 急に夏が始まりました!今年も暑さがきびしそうですね。皆様ご自愛下さいネ。(Mさん)

11.7.13. これからいよいよ夏がやってきますね。夏バテせず、お互いなんとか頑張りましょ~!!(Fさん)

11.7.15. 毎日本格的な暑さになり、負けじと頑張ってます。(Sさん)

11.7.19. 猛暑続きの毎日ですが、卵かけご飯で出勤。元気の源です。いつもありがとうございます。(Uさん)

11.7.20. いつもありがとうございます。暑い毎日ですが、どうぞご自愛下さい。(Fさん)

11.7.21. 今回もたくさんお心遣い頂きありがとうございました。心配して頂いた台風も静かに通り去りホッとしています。八尾は本当に災害の少ないところです。有り難いです。(犯罪が多いのが悲しいですが・・・)(Sさん)

11.7.21. 台風6号は終業式をふっとばして去っていきましたが、被害はありませんでしたか?今年は台風の当たり年なのでしょうか。クマゼミと子どもたちの声がたくさん聞こえる夏休みです。節電という声以外は、何事もなかったような関西ですが、東日本のこと、福島の事を忘れないで過ごしたいです。(Yさん)

11.7.21. 7月末名古屋発バスボラ(バスボランティア)に乗って夫と息子が石巻に向かいます。車中泊二泊三日正味一日の活動です。中三の息子は何を感じて帰って来るでしょうか。(Kさん)

11.7.21. 蒸し暑い毎日です。その中、鶏ちゃんのお世話、餌の用意、大変なご苦労お疲れ様です。ますます暑さが厳しくなります。お体ご自愛下さい。(Nさん)

11.7.25. 近くまで出かけたので、先月、姫路の『一徹ラーメン』に行って来ました。今井さんの卵を使われているとかで、野菜がいっぱいの美味しいラーメンでした。味もさることながら、卵が美味しかったし嬉しかったです。(Oさん)

11.7.28. 台風が過ぎた後、やや過ごしやすい日が続いて、暑さに疲れた体には助かっています。今のうちに卵で体力充電ですね!(Tさん)

11.7.29. 暑い日々です。いつも心のこもった有精卵を届けて下さいまして、有り難うございます。お陰様で暑い中、健康を支えさせて頂いています。千種高原は少しは涼しいでしょうか。(Sさん)

11.7.29. 今年は節電の夏といわれていますが・・。我が家はいつもの夏と変わらず、昼間は冷房をほとんどかけずに過ごしております。いつも節電生活だったナと思います。(Kさん)

11.7.29. 暑中お見舞い申し上げます。その後お変わりありませんか?ようやく夏休みに入り、ホッと一息つくのもつかの間。一難去ってまた一難の連続です。気力と体力が続く限り頑張りたいと思いますが・・・お互いに無理しすぎないように、ボチボチいきましょうね。お元気で。(Sさん)

11.7.31. 震災の後、また、豪雨。何だか、未来に明るいものを感じにくい気がして、ちょっとつらいです。(Yさん)

11.7.31. 美味しい卵 いつもありがとうございます(ヤマトヤシキで購入)卵ケースを開けたら入ってる「最近の緑餌」が、プレゼントのメッセージカードみたいで なんだかうれしいです\(^o^)/(Oさん)

11.8.1. あついですね-、お元気ですか。(Oさん)

11.8.1. 暑中お見舞い申し上げます。教祖様には少し夏バテされたようですが、熱中症になどならないよう、どうぞお体大切になさって下さい。厚顔無恥の原子力村の住民と、かなり能力が不足する役人、政治屋が放射能汚染列島を壊さぬよう心から願っています。明日を信じて耐えましょう。(Fさん)

11.8.1. 皆々様お変わりない様子何よりです。どこも彼処も節電でうす暗く生温かくほっとする所がありません。安心安全のたまご、肉、これで夏を乗り切ります。(Mさん)

11.8.2. 今年のあつさは少しマシかな?電気使用量が-20%でした。(そんなに節電はしてないんやけど・・・たしかに消してるのは多い)『原発の話』って私達から前からやって来ましたよね~細々と。今の大阪は、その当時と同じかも!!長い目で見て考えて選ばないと!!(Iさん)

11.8.5. 8月に入ったのに、梅雨のような毎日。ケンコー、元気一番ですがなかなかです。=宜しく=(Oさん)

11.8.9. 節電の夏は厳しいですね。まだまだ暑さは続くでしょうがお互いに元気に乗り越えたいものですね。(Mさん)

11.8.10. 7日、戸倉(宍粟市波賀町)の滝そうめん流しに行きました。帰り、いまいさんの農場にお邪魔しようと計画していたのですが、渋滞とそうめん流しの為時間がなくなり、泣く泣く帰宅の途に・・・。(Oさん)

11.8.10. 毎日あついことです。私達人間もこの暑さと戦っていますが、にわとりさんも同じく暑さと戦って一生懸命良いタマゴを・・・と思っているのでしょうか。高校球児もこの暑さに一生懸命良い野球と何だか頭が下がります。年のせいかな・・・どうぞお体ご自愛を。にわとりさんもネ。(Oさん)

11.8.11. 去年に比べると朝晩涼しく感じますが、やはり都会は暑くて汗ダラダラです。耳が痛いくらいだったセミの声が少しましになっています。今年は秋が早いのかしらと思ったりしています。原発もそうですが、人間の欲は恐ろしい!利益を追求するあまり、一番大切な命が忘れられています。何ともおかしな事と思いますね。(Yさん)

11.8.11. 立秋をむかえましたが暑さはまだまだ続いています。ふと気がつくと、もう今年も半分が過ぎてしまい、今まで何をしていたのかと、考えてしまいます。地震以来、政府と企業とのからみ、いろいろ表に出てきて驚いています。国民の食料の手当をしっかりして欲しいと望むのみです。お元気で!!(Sさん)

11.8.12. 暑い毎日が続いていますが、毎朝毎夕、畑に出てしっかりと汗をかいているおかげで元気です。自分の作った野菜を自分の家で食べられる幸せを福島の人や避難所で暮らさざるを得ない人々を思うと申し訳ないくらいです。(Kさん)

11.8.12. 「ひよこ」いつも楽しみにしています。スーパーに行けば何でも買えるので、色々な危機を感じずに日々過ごしてしまいます。(Mさん)

11.8.18. 季語としては残暑となりますが、この暑さは、まだまだ夏真っ直中です。朝起きたとき蝉の鳴き声でやっぱり自然界の小動物はきちんと季節を教えてくれてるのだなと思っています。20日にはちょっと遅れのお盆休みに西宮の娘が孫を連れて帰ってきます。ならば、まず新鮮な卵をと思って・・・。(Oさん)

11.8.19. この夏も暑いとは言え、私達老人パワーは、工夫次第でこんなもん・・・って乗り越えられるんですね~!!便利な生活に慣れきっている現代人は本当に情けないです。(Oさん)

11.8.22. この暑さの中、今井さんも"鶏さん"も体調くずさず頑張って下さい。(Kさん)

11.8.24. いつも「ひよこ」ありがとうございます。トランス脂肪酸のことも前から「ひよこ」に書いてるようにアブラはオリーブとナタネとゴマ油をなるべく食べるようにしてます。(Hさん)

11.8.25. 久しぶりに里帰りしました。一年生の孫は遠浅の瀬戸内の海が気に入り「もう一日、もう一日」。そんなわけで振り込みが遅くなりすみません。スカッと夏らしい夏の日が少なく、蒸し暑い毎日でしたが、少し風が涼しいときもありホッとするこの頃です。(Uさん)

11.8.27. 千種は随分涼しそうでうらやましい限りです。こちらは暑くて暑くて・・もう夏休みも終わりというのに、この暑さのままで2学期に突入と思うとゾッとします。でも、ボチボチ頑張るしかありませんね。そうそうこの夏はインドに行って来ました。インドの卵の黄身もレモン色でしたよ!!(Sさん)

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民主党代表選挙・食料自給率・・・

 民主党代表選挙がありました。以前のような期待感がほとんど出てこないのが残念です。

 民主党は、二年前の衆議院選挙でのマニュフェストはどうなったのでしょう。

 「小沢派=ねじれ国会なのにマニュフェストにこだわって政治を前進させない」 何かこのような構図でずっと報道されましたが、昨年の参議院選挙で民主党が負けたのは、マニュフェストを反故にしたからではないでしょうか。何も自民党がいいと思ったのではないはずです。

 「米軍普天間基地を少なくとも県外へ、農家への戸別所得補償、子供手当、高速道路無料化、・・・」それがみんなしないか、中途半端で終わり、かわりに「消費税を10%に引き上げる」・・それはしないと言っていたのではないか。「議論はすると言っていた」、それではまるでペテンです。「TPP参加」・・食料自給率を50%に引き上げるという話は何だったんだ。。そう怒って民主党から離れたのではないでしょうか。

 小沢一郎を擁護するわけではありませんが、まだ、当初のマニュフェストを、一番維持しようとしているように見られます。やはり、官僚・財界・米国などは、よほど、このマニュフェストが気に入らないのでしょう。「どんなことがあっても、小沢の復権だけは許さない」そんな勢いの報道でした。

 「弱くなった中間層をもう一度厚くすることが民主党の使命だ」そんなことを野田新総理は言っていましたが、それならば消費税ではないはず。富裕層、大企業に偏ってしまった富をもう一度、国民に還元することではないでしょうか。対米従属外交から、独立の外交をめざすのが使命ではなかったのでしょうか。「やりかけたがあまりにアメリカの抵抗、それに寄生する勢力の抵抗がすごかったので、すごすごしっぽを丸めてあきらめた」命をかけてこの国を立て直すという言葉はなんだったのでしょう。できないなら、できませんでしたと潔く議員をやめたらどうなのでしょう。

 先日の報道で、日本の食料自給率が38.5%に落ちたそうです。それでもまだTPP参加ですか。大手マスコミはさかんに「農家の戸別所得補償はやめろ」と言います。バラマキだ、大規模化に反する、と。それで、出てきたのが、一経営体当たり水田規模20~30ha(中山間地で10~20ha)に(政府・食と農林漁業の再生会議)。自民党農政でさえ「4ha以上の農家に補助金を出す」だったのに、それが実現不可能で農家は民主党の戸別所得補償に期待をしたのにです。

 やっぱり、本音は「戸別所得補償が充実して農家が元気になってもらったら困る。そんなことになったら、農産物の輸入がなくなってしまう。そしたら、輸出産業が困る。」そうなのでしょう。そう思えてなりません。

 最近、思うのですが、今、「(最低限)コメは守ろう」と言われますが、よく考えてみれば、麦、大豆、この基本穀物も本当は日本で作らなければならないはずなんです。この麦や大豆、そして、コメ。それに畜産。これらが国内で作られるようになれば田舎は元気を取り戻すのでは。これって実は国としては当たり前のことなのでは。その当たり前のことが、もう私達は忘れてしまっているような気がするのです。これらを作るのが農家の仕事としてきちんと成り立てば、田舎の仕事はできるのです。「田舎の復興、町おこし、何かいい手立てはないか」そういってどこの田舎も頭を抱えていますが、やっぱり、この当たり前のことしかないんだと思います。

 夏は田んぼ、冬は麦、そして、あちこちに大豆、そば、菜種、…、そして、牛・豚・鶏があちこちに…。そんな田舎の、実は当たり前の光景を、都会の人達も、いや田舎の人達も、もう一度思い出してもいいんじゃないでしょうか。そんなことを思ってやみません。

「ひよこ」No.240号 原発事故から学ぶこと ~手遅れになる前に、原発以外にも~  

 早、8月。本来なら今からお盆くらいまでが一番暑い時期ですね。

 大きなできごともなく、日々、忙しく一日が過ぎていく私達の毎日では、意識しないと今日がいつなのか分からなくなってきます。そういえば、稲の穂がチラホラ出始めました。やっぱり時はたっていますね。なんだか、大震災以降、時計が止まっているような感じがします。

 こちらの方では、今年は去年ほどの暑さではないですが、皆さんのところはいかがでしょうか。

 去年は、朝まで窓を開けて寝ていましたが、今年はいつも通り、窓を閉めないと朝方は寒いくらいです。こんなことを書くと、都会の方には申し訳ないですが。

 鶏たちも元気に卵を産んでくれてます。只、どうしても夏は卵が小さくなってしまいますので、ご了解下さい。

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 鳥取のお客様から投稿を頂きました(7月15日)

 『東北へ夫婦でボランティアに』

 5/16、夜にかけて仙台に着きました。千葉からなので常磐自動車道→東北自動車道へ。私はほぼ寝てましたが仙台に着いたのは朝でした。東北の地は本当に広いー。というのが第一印象でした。主人が疲れているので少し休んで、仙台の周辺の様子を見ました。港の方は未だガレキでした。宿泊するところも営業しているのかよく分からないし、最後、郡山で一泊した以外は車中泊でした。ワゴン車なのですが、荷物が多く片付けては寝るところを確保しての毎日はちょっぴり疲れました。

 石巻に入る前に松島の観光船に乗りました。もう夕方3時過ぎでしたが・・人も少なめ?なにより。売店は被害でごく一部がやっているかなーという感じで本当に気の毒でした。また、観光船ときたら、この日は風が強~い日で内海のゆれでもつらかったのに外海はまるで遊園地の何かすごいアトラクションに乗っているかの様に次々来る波にひたすら黙って耐えました(笑)…。(実は私は苦手だからなのです。)観光もボランティアの人の仕事だ!!と思いましたが参りました。

 次に広ーい三陸自動車道を通り石巻に入りました。石巻市は広かったです。沿岸の方へ行くとやはり被害はひどく信号は停電で警察官の手信号でした。通りずーと津波のため家がこわれ人がいるのかどうか分からない状況でした。営業しているスーパーを見つけ当面の食料、コメとか生野菜などを買い大学のボランティアセンターへ着いたのは7時過ぎでした。

 大学なので広いキャンパスということもあり、かなり大がかりなボランティアセンターの様で若い人を中心にたくさんのテントや車が入っていました。

 翌日は8人で活動しました。リーダーはボランティア活動になれた飯舘村(福島県)出身の男性でした。彼はいち早く避難命令で新潟県へ避難し、そこ(避難所)からの参加です。しかも、仕事を失っているのです・・。3度目くらいだそうです。気の毒です。両親は双葉町で焼き肉店を経営されているので、そちらも避難です。福島県の人達の苦しみは本当に想像を超えますネ。二人目は東京から来たボランティア。休暇を取って来た若くてとても元気そうな人でした。短パンに長靴。やる気 で南三陸町の後、ここに参加の様でした。三人目は女性。宮城県出身、地元石巻なのかとても優しくて気の利く方でした。この人もボランティアは慣れた様子でした。ご主人が宮城県出身の奈良の50歳代の女性は体も心もパワフルでさーすが関西人。休み中は皆に飴を配って回ったりお話しも豪快でした。登山が趣味の穏やかそうな名古屋出身のご夫婦。そして私達とで、やった仕事はハウスの汚泥取りでした。ボランティアセンターと話が食い違っていたりしていて、(本当は家の外の仕事はしないというのがセンターとの約束でしたが)センターと連絡がつかなくって、結局3時過ぎまででしたが、ちょっぴり臭くってきつい作業となりました。

 でも、これもいい思い出です。それにしても、そのお宅、ものすごーい大きな家でトイレはウォシュレットで・・、ボランティアセンターの情報とは全く違ってるんじゃない?という位な立派な家でした。

 でも、家の方も気を遣って最後はアイスクリームを出して下さったり、見送って下さったりと、さわやかな気分でした。(Oさん)

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 原発事故から学ぶこと
  ~手遅れになる前に、原発以外にも~

 原発事故の危険性は、ずっと以前から指摘されていましたが、私自身もそんなに本気で反原発の活動はしてこなかったし、一般国民においては、原発を推進する自民党に、最近は原発推進に鞍替えした民主党に票を入れて、間接的に原発を支持してきたわけです。そして、「原発は安全です」という高橋英樹、始めとする芸能人のCMも反発することなく受け入れてきました。

 しかし、一部の識者が唱えていたように、取り返しのつかない事故が起こってしまいました。今から、ますます汚染の実態が分かってくるでしょう。

 「一部の識者が唱えていた」時、私達一般国民は、ほとんど相手にしませんでした。「またうるさい人達が言っている」「左翼の活動家か」・・・。

 でも、事故はその人達が指摘していたとおりに起こりました。

 同様に、識者から問題を指摘されていることは、原発問題以外にもいっぱいあります。

 温暖化もそうですが、例えば、農薬、添加物の危険性。政府は安全基準をクリアしているといいますが、前回の「ひよこ」にも載せたように、農薬の安全基準は、メーカーの都合に合わせて厚生省は変えてしまいます。そんないい加減なものです。

 例えば、輸入トウモロコシには三年たってもコクゾウムシが湧きません。それだけ強力な殺虫剤が直接振りかけられているのです。そんな現実がありながら、そのトウモロコシは安全基準をクリアしていると、日本のほとんどの鶏たちは毎日それを主食として食べています。そして、その鶏が産んだ卵をほとんどの国民は食べています。

 あるいは、「ミツバチがいなくなる」そんな事態がどんどん進行中です。それは農薬が原因と、ドイツではその種の農薬は製造禁止になりました。でも、日本では、まだ、どんどん使われています。ミツバチがいなくなると、植物は受粉しなくなり、実がならない。植物の子孫が出来ない。というとんでもない事態につながっていくのです。

 これらは、ほんの一例ですが、識者たちによって、今、指摘されています。でも、やはり、ほとんどの国民は問題にしていません。というか、知らされていません。

 原発問題は事故によって一気に人々の知るところとなってしまいましたが、この種の問題はじわじわと進行します。だから、よけいにわかりにくいのですが、しかし、確実に私達の暮らしを壊しつつあるのだと思います。いつか、取り返しのつかない状態で表面化するかもしれません。

 「国民の食を外国に安くゆだねる」そんな今の日本の方針。これが、異常気象とか政変とか、何かが起こって、いつか突然、日本に食料が入って来なくなる、そんなことは、十分考えられることです。そう指摘されているにもかかわらず、「いや大丈夫。それは想定外」と、さらに外国依存を進めようとしています。取り返しのつかない状態になってからでは遅いのです。

 今、原発のことがさかんに言われます。もちろん、言われて当然だし、もっともっと問題にされて今をチャンスに改めて行くべきだと思います。

 それと同様に、他にも、取り返しのつかない状態になってからでは遅い、そんなことに、私達はもっともっと目を向けて取り組んでいかないといけないんだなあと、思うのです。

 食料を外国に依存していていいはずがありません。「効率のいいところでつくってもらってたらいいではないか。」それは、食を作るということをあまりにも簡単に考えた、自然を畏れていない者達の言い分です。スーパーから食品が消えてなくなる。そんな事態を想像してみて下さい。何を食べますか。子供に何を食べさせますか。略奪、暴動、人殺し・・・。恐いけど十分考えられることです。

 何をどうしていけばいいのか、よく分かりませんが、でも、ドイツでは、原発廃止を決定しました。ネオニコチノイド系農薬(ミツバチ失踪の主犯と言われている)も禁止にしました。そうやって確実に動いているところもあります。

 毎日、真実を語らないマスコミに情報を隠され、馬鹿ばっかりやっている娯楽番組で物を考えなくさせられている間に、事態はどんどんと進行しているように思います。

 『原発事故と同じ過ちを繰り返さない』これは何も残る原発だけのことではなく、同じような問題はいっぱいあるように思います。

 それを指摘する人、利害が絡んでそれをつぶそうとする人・・・。原発と同じ構図です。

 私達は何か学ばなければならないと思うのです。

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 最近の緑餌

 最近はもっぱらミレット(ヒエの一種)です。大きい物は1mを超える位になって来ました。それと、ソルゴというトウモロコシの仲間が少し。実ではなく葉・茎を使います。

 そろそろ、秋に向けて、イタリアンライグラスの種まきの準備です。20日頃には種まきをします。
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 夕暮れのヒグラシが鳴き出すと、ホッとします。
こちらは、夕方からはぐっと涼しくなるので、本当に助かります。
 どうぞくれぐれも熱中症には気をつけて下さい。
 暑中お見舞い申し上げます。

「ひよこ」No.239号  優さんメルマガより

 ヒグラシが鳴き始めました。真夏の到来です。早朝4時過ぎから鳴く方は、やかましいなあという感じですが、夕方の方は、なんとなく少しうら寂しく聞こえたりします。

 例年になく早い梅雨明け。空の青さが濃くなりました。藍色の空に白い雲があざやかです。

 鶏舎内の最高気温も32℃くらいに。暑かった昨年よりはまだマシですが。

 去年は、さすがに鶏たちもいささかバテて、卵も小さくなり数も減りました。今年はどうなるでしょうか。何せ暑くなるのが早いので、この先が心配です。人もニワトリたちも。

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 最近の緑餌

 ミレット(ヒエの一種)ももう十分大きくなりました。ミレットだけでなく、クローバーや畦草もやります。
 これからの時期は、適度にやわらかい草というのがなかなかなくて、すぐに大きく固くなってしまいます。早め早めに刈っていかないといけません。
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ひよこサロン
~便りが頼りコーナー~
(全部のお便りを載せられなくて申し訳ありません。)

11.6.29. 今日は梅雨の中休み。久しぶりの強い日射しにお洗濯。幸せな日常なのですが「暑い!」。高温多湿の土地柄、節電と熱中症を計りにかけつつ過ごしています。まずは「冷んやり涼感アイス眠」と云う敷きパットを購入、試しています。皆様もご自愛の程。(Uさん)

11.6.30. ふ~あつ~! いつもありがとうございます。(わが家では生卵ごはんが元気の素です)小さな玉子が入っていると、料理によっては使い分けできるのでたすかります。毎日、暑さ更新の日々ですが、どうぞご自愛下さい。(Nさん)

11.7.3. イマイファームさんにお邪魔したのがはや1ヶ月前になってしまいました。その節はお世話になりありがとうございました。暑くなりましたよね~。卵も鶏肉も美味しくいただきました。鶏たちもバテていませんか。室内でも熱中症になりそうです。どうか暑すぎる夏を無事乗り越えられますように・・・と祈るばかりです。(Sさん)

11.7.4. 父の具合はあまり変化がありませんが、先日はじめて笑ってくれたので、なんだか胸があつくなりました。(Iさん)

11.7.5. やる気・・・の今日この頃です。教室はずっ~と「節電モード」であついです。朝から30℃~場所によったら40℃近くにもなります。(Iさん)

11.7.5. トライやるウィークご苦労様でした。7人の純情な生徒が大地の恵み、生命の大切さを修得されたようで良かった!!と思います。世の中嬉しいこともあるのですね。今年の夏もまた暑いのでしょうが、あまり腹を立てず頭を冷やして少しでも涼しく快適に暮らしたい~ですね。国会に巣くう妖怪とか馬鹿に効く薬が欲しい・・・。(Fさん)

11.7.6. またまた、可愛らしいひなタマゴに出会い思わず愛しくて頬ずりをしてしまいました。若鶏さんも無事タマゴができてうれしかったかも?と思いながらタマゴかけをして頂きました。いつもいつも、エサにご苦労されている今井さんに感謝します。どうぞお体ご自愛を!!(Oさん)

11.7.8. 突然の夏の到来にとまどっています。(Oさん)

11.7.8. 有り難く存じます。いつものメールで知恵を活かせ!!八十の時までの色々の経験を処してきたと思います。どこまでできるか??(Oさん)

11.7.12. 暑い日が続きますがお元気のことと思います。義父が亡くなり、楽になったような淋しいような、なかなか気持ちの整理が出来ない毎日です。今夏は何とか元気に過ごしたいなと心がけていきます。東北の地震だけで終わらない国中がいろんな事で激しく動きますね。大変です。(Sさん)
11.7.12. 急に暑くなり、こちらでは9日にセミが初鳴きしました。お元気ですか?今のところクーラーに頼らずなんとか元気に動き回っています。あっという間にこの夏も過ぎて行くのでしょうから楽しみながら過ごしたいと思います。外の仕事、本当にお疲れ様です。(Nさん)

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 よく私が引用する田中優さんのメルマガから。
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   優さんメルマガ 第99号 2011.7.1
   http://tanakayu.blogspot.com/

 友人の住んでいる町で、静かに東日本大震災の被災者受入れを行っていた。その被災者の中に、さらにひっそりと福島原発震災被災者が暮らしている。何ひとつ悪いことをしていないのに、突然自分の町に住めなくなった。これまで長年手入れしてきた農地は汚染され、二度と耕すこともない。懐かしい風景は無理やり思い出にされてしまった。親しい友人・知人たちとも離れ離れになり、気心の知れた仲間と話すこともない。

 知らない土地に来て収入もなく、自動車も処分しなければならなかった。梅雨の合間の暑さに耐えかねて、歩いて市役所に行った。扇風機が欲しかったからだ。しかし市役所の用意した支援メニューの中に扇風機はなかった。だから再び長い距離を何も得られずに歩いて帰るしかなかった。子どもと向き合うだけの毎日はつらい。誰か大人と話したい。彼女は何ひとつ悪いことをしたわけではないのにそんな暮らしを強いられている。

 一方、加害者である東京電力の清水社長は指揮能力すらないまま退職する。推定5億円の退職金を得る。退職金や企業年金の減額の可能性も、「老後の生活に直結する」からと否定した。枝野官房長官は「東電の置かれている社会的状況をあまり理解されていないと改めて感じた」そうだ。

 電力会社の適正報酬の仕組みでは、この退職金もまた人件費の一部として、3%上乗せされて人々の電気料金から徴収される。清水社長は経済産業相に窮状を訴える要望書を提出することだけは忘れなかった。コスト上昇約7千億円、値上げ率は16%、さらに賠償額の一部負担でさらに4%の値上げする。電気事業法の規定に基づくと、「適正なコスト」と認めざるを得ないそうだ。私たち家庭の電気料金は20%も値上げされる予定だ。

 扇風機ひとつ手に入れられない被害者と、5億円を老後の生活に蓄える加害者。加害企業の職員にはボーナスが出るのに、被害者はろくに賠償すら得られない。しかも被曝の不安に怯えながら。これが2011年6月の現実だ。

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 あんまりなので、ついつい載せてしまいましたが、この話は5月の話ですが、その後どうなったのでしょうね。

 最近、菅首相も開き直ったのか、それとも、政略か、やたらと『脱原発』を言い出しましたね。
 それ自体は歓迎すべきことなのだと思います。今までだと、おそらくあり得なかったことだと思います。

 まだまだ、今後どうなっていくのか分かりませんが、脱原発、自然エネルギー・再生可能エネルギーの開発に向けて進んでいって欲しいものです。

 出来ることならば、このような取り返しのつかないことが起こってしまう前に気がつけば良かったのだと思うのですが、私自身も含めて反省しきりです。

 たとえ政略があったとしても、それを逆利用してでも、何とか、この脱原発の動きを後押ししたいものです。

「ひよこ」No.238号より

 夏ですね。一気に夏の日射しです。雨っぽい日が多いので、暑いですがうれしくなります。稲も喜ぶでしょう。今年はなかなか手が回らず、鹿が入り放題。引っこ抜いて食べていたりで、ようやく、今日、網だけ回りに張りました。

 暑い日射しの中で、山を眺めながら田んぼにいると、いいですよ。やっぱり、夏はエネルギーがみなぎってます。とは言え、まだ六月。今からこの暑さなら今年もまた『猛暑!?』。

 夏至が過ぎて十日ほどたち、日も短くなっているはずですが、これからの暑さ、どうぞご自愛を。

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 小出助教授の国会証言要旨

 少し前のことですが、去る5月23日の参院行政監視委員会で参考人として、小出裕章京都大学原子炉実験所助教が次のような発言をされました。最近になって、みのもんたまでが、持ち上げているようですが(変わり身のはやさに驚きです)、今までは、ほとんどタブー扱いだった人のようです。

 このときの発言を一度ご紹介させて頂きたいと思いますので、ここで天木直人氏のメルマガより要旨を抜粋で載せさせて頂きます。

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●原子力の資源であるウランの量は、石油の数分の1、石炭の数十分の1に過ぎない。

●推進派は、高速増殖炉という特殊な原子炉でプルトニウムを増殖させて再処理をしつつ核燃料サイクルで回しながらエネルギー源にするとしてきた。

●この構想の中心にある日本の高速増殖炉は破綻している。政府の原子力開発利用長期計画を見ると、最初の1968年の計画で高速増殖炉は1980年代前半に実用化としていた。しかし、全く実現できず、ついに2005年の改訂(原子力政策大綱)では、2050年に一基目の高速増殖炉を作るという計画になった。

●どんどん目標が逃げているのは明らか。10年経つと目標は20年先に逃げている。永遠に辿りつけない。ところがこれを作った原子力委員会やそれを支える行政は一切責任をとっていない。

●高速増殖炉の原型炉であるもんじゅだけでも1兆円以上を無駄にしてきた。現在の裁判制度では1億円の詐欺で1年の実刑という。1兆円だと何年の実刑になるのか?1万年だ。行政のなかにもんじゅの責任者が仮に100人いるとしたら一人あたり100年の実刑になる。それほどのことなのに、誰も責任をとっていない。原子力は異常な世界だと思う。

●原子力発電は膨大な放射能を取り扱う技術。広島の原爆のウランの量は800グラム。一つの原子力発電所で1年で1トンのウランを燃やす。それだけの核分裂生成物という放射性物質を作っているということ。機械である原発が故障するのは当たり前。原発を動かす人間も、誤りをおかすもの。破局的事故の可能性は常にある。原子力推進側は、「想定不適当」という烙印を押してそういう可能性を無視してきた。

●たとえば中部電力は、原発には多くの壁があるから大丈夫だとウェブサイトで主張している。特に第四の壁である格納容器が重要だが、これがどんな時でも放射能を閉じ込めるとしている。原子炉立地審査指針に基づいて重大事故を想定しているとはしているが、格納容器は絶対に壊れないという前提になっており、放射能が漏れるような事故を考えるのは「想定不適当」だとしてきた。ところが実際に福島でそういう事故が起きてまだ進行中。

●この事故に対する行政の対応は大変不適切だ。今回日本政府は危険を一貫して過小評価して楽観的な見通しで行動してきた。私はパニックを防ぐ唯一の手段は、正確な情報を常に公開することだと考える。残念ながら日本の行政はそうではなく、常に情報を隠し、危機的な状況ではないと言い続けてきた。

●更に、誰の責任か明らかにしないまま、労働者や住民に犠牲を強制している。福島の原発労働者の被曝限度量を引き上げたり、住民の避難の基準も法律の基準とは全く違ものになっている。こんなことをしていていいのか。

●事故の本当の被害はどのくらいになるのだろうかと考えると途方にくれる。現在の法律を厳密に適用すると、福島県全域の土地を放棄するほどになる。それを避けようとすると住民の被曝限度を引き上げるしかないがそうなると被曝が強制されることになる。

●ガンジーが七つの社会的罪ということを言い、それが墓の碑文として残っている。

 理念なき政治。
 労働なき富。
 良心なき快楽。 
 人格なき知識。
 道徳なき商業。
 人間性なき科学。
 献身なき崇拝。

それぞれ噛み締めてほしいと思う。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 続いて、「ひよこ」No.235で紹介させていただいた、『脱原発宣言』をした東京にある城南信用金庫。

 先日、朝日新聞にインタビューされていましたので、抜粋して載せさせて頂きます。

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 脱原発宣言のわけ

  城南信用金庫  吉原毅理事長 
~朝日新聞でのインタビューに答えて11.6.29.~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「経済界のほとんどが原発問題について沈黙する中で、社会的なメッセージを打ち出すのは勇気が必要でした。」

 「今回の原発事故は人間の思い上がりを象徴するものです。このような技術文明は近代合理主義の行き着いた果ての姿かもしれません。…大局観もなく突き進み、成長のためには原発はやめられないと思い込んだところが問題でした。」

──震災以前から原発を問題にしていたわけではありませんよね。──

 「正直言って私自身、不安に思っていませんでした。反原発運動に対しても、なぜそこまで反対するのだろう、と思っていました。今、申し訳ない気がしています。ちゃんと考えなければいけませんでした。」

──金融機関が脱原発を公言するのは意外です。何か下心でもあるんじゃないかと。──

 「私達信用金庫には、中小企業や個人客を大切にし、地元の発展に貢献する使命があります。利益や株主への配当を重視せざるをえない銀行とは違います。…金儲けのために存在するのではないという自負がある。信金のルーツは19世紀に英国で生まれた協同組合運動です。産業革命で貧富の格差が広がり、お金に振り回されて倫理や道徳が失われる恐れが出てきた。それを是正し、みんなが幸せに暮らせる社会をつくろうという理想を掲げたのです。」

 「実際には無力かもしれないけれど、社会の役に立とうという気持ちは大切にしたいと思っています。そこが私達のアイデンティティーなんです」

──経済界の異端児ですね──

 「とんでもない。私は常識人ですよ。ご近所のみなさんや中小企業の経営者の方々が思っているような、ごく当たり前のことを言っているだけです。例えば電車の中で、誰かがからまれていたら『やめなさいよ』と言うでしょう。私は、企業は人間と一緒だと思うんです。お金を稼ぐだけじゃなくて、理想もあるはずだし、魂もある。企業だって、正しいと思ったことは発言すべきです。そこで働く人の誇りにかかわることなのです。」 

   (引用ここまで、傍点今井)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 東電社長が地震直後の会見で今後を語る中で、「株主の意向も踏まえて…」の趣旨のことを素早く言いました。ほんの一言でしたが、それはあたかも、国民生活よりも株主の方が大事だと言わんばかりで、本音が出た言葉として、私にはとても印象的でした。

 『私達信用金庫には、地元の発展に貢献する使命がある』これは信金だけの話ではないと思います。

 「ガンジーの七つの社会的罪」(七つの中にはよく分からないものもあるのですが)私はとてもこれが大事だと思っています。「理念・良心・人間性・そして、労働…」、きれい事ではなく、これを忘れて『欲』に走ると間違いが起こるのだと思います。

 
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『週間金曜日』6/24号より

残留農薬基準六倍も緩和
ホウレンソウ

          河村宏

 農作物の放射能汚染の影で、農薬の残留基準の緩和が目論まれている。
 厚生労働省は農薬イミダクロプリドのホウレンソウにおける残留基準を、2.5ppmから15ppmに上げる案をパブリックコメント提示した。
 同剤はネオニコチノイド系殺虫剤で、ミツバチ大量死の一因であるだけでなく、ヒトの神経伝達系にも影響を与える恐れがある。

 基準緩和に至ったのは、農薬メーカーの身勝手な適用拡大のためだ。
 ホウレンソウのアブラムシ駆除のため、イミダクロプリド粒剤を土壌混和するという新たな使用法により、それまでの残留試験で0.2ppm以下だった最大残留値が8ppmを超えてしまった。これでは現行基準に抵触し、販売できないため、厚労省は基準を六倍も緩和した。
 ホウレンソウの国民平均摂取量は一日約19g、15ppmでも、前食品からのイミダクロプリドの摂取はADI(一日摂取許容量)の80%を超えることはない、というのである。

 消費者の安心安全の意向を無視したこのような考えは許せない。

  (反農薬東京グループ)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 最近の緑餌

 5月22日に種まきしたミレット(ヒエの一種)が使えるようになって来ました。まだ小さいところもありますが、20~40cm位になり、やわらかくていい感じです。 クローバーはとりあえず終わりです。
 あとは、鶏舎回りや畦のやわらかい草です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ひよこサロン
~便りが頼りコーナー~
(全部のお便りを載せられなくて申し訳ありません。)

11.6.6. いまい農場20周年おめでとうございます。全国的に多くの支持者が出来て、益々のご発展をお祈りします。安心の食材提供のためのご尽力に心から敬意を表します。昨夏は酷暑、今年は想定外の台風が5月に来襲、一週間も早い入梅とお天気も激変でしょうか。東北被災地のためにも小雨であることを願っています。永田町異変は小康を得て一安心ですが。(Fさん)

11.6.14. 何もしないのに突然左足に痛みが来て二日間歩けなくて遅くなりすみません。疲れからということで年には勝てませんね。今年は梅雨が早いですね。おいしい卵が出来て20年ですか。早いものですね。いつからおつき合いをさせて頂いているのでしょうか?もう10年過ぎたでしょうか。本当に安心して頂けることの幸せですね。お体ご自愛を!!(Oさん) → (もう15年になります。本当にどうもありがとうございます。)

11.6.15. 梅雨に入ってからはあまり雨が降りません。いまい農場の歴史のお話にホロッとしました。お二人が力を合わせて頑張ってこられた様子を想い、巣立ってゆかれたお子様たちの心に、そそがれた愛情が育っていると思います。これからもお体大切にして下さいね。いつもありがとうございます。(Sさん)

11.6.16. 3年前、新築の際「オール電化住宅はやめよう」と英断した夫。ここ3ヶ月、原発のニュースのたびに"どや顔"で私を見ます(笑)(Kさん)

11.6.17. 先日、食育セミナーに行ってきました。あの焼き肉チェーン店が以前にテレビでベタほめされていたそうです。それを見てお店に行った人もいるはずですよね。おそろしい話ですね。(Mさん)

11.6.20. 今年は梅雨そのものと思える日が続いています。早く終わってほしいと思う反面、猛暑もかなわないですね。トライやるウィークでのご意見、納得することばかりです。私の子供の頃は家族の人数も多く、お手伝いは当たり前でした。それなのに自分の子育ては学校と習い事のみでやはり何か足りない人間になっています。体を使って働く経験はとても大切ですね。反省しきりです。(Yさん)

11.6.22. カッコーいいですね。こちらホトトギスが早朝鳴いています。テッペンカケタカ~とほんとうに聞こえますね!山は近いが田んぼまでは少し距離があり、カエルの声が聞こえないのがちょっと寂しいです。(Tさん)

11.6.22. 次男も20才をむかえました。今井家も三女さまは20才になられましたよね~。お互い無事子供達を大人にしましたネ。でもまだまだ20才になってもこどもにかわりなく大変なこともあるかと思います。もうひと頑張り致しましょうか~。でもでもひとくぎり。(Fさん)

11.6.23. 情報って本当に恐ろしいものですね。事実を知るという事がこんなに難しいものとは・・・今回の大震災でつくづく思いました。(Kさん)

11.6.24. 暑いです。今年の夏は、より一層暑さを感じそうです。原発事故はますます深刻さを増してきました。松下竜一さんの「暗闇の思想」を学ばねばと思います。吉村昭の「三陸大津波」を読むと今回の地震が想定外などではなかったことがよく分かります。ところでトライやるの子どもたち、幸せですネ。(Yさん)

「ひよこ」通信 No.238  小出助教授の国会証言要旨   脱原発宣言のわけ・城南信用金

「ひよこ」通信 No.238

 夏ですね。一気に夏の日射しです。雨っぽい日が多いので、暑いですがうれしくなります。稲も喜ぶでしょう。今年はなかなか手が回らず、鹿が入り放題。引っこ抜いて食べていたりで、ようやく、今日、網だけ回りに張りました。

 暑い日射しの中で、山を眺めながら田んぼにいると、いいですよ。やっぱり、夏はエネルギーがみなぎってます。とは言え、まだ六月。今からこの暑さなら今年もまた『猛暑!?』。
 夏至が過ぎて十日ほどたち、日も短くなっているはずですが、これからの暑さ、どうぞご自愛を。

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 最近の緑餌
 5月22日に種まきしたミレット(ヒエの一種)が使えるようになって来ました。まだ小さいところもありますが、20~40cm位になり、やわらかくていい感じです。 クローバーはとりあえず終わりです。
 あとは、鶏舎回りや畦のやわらかい草です。

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ひよこサロン
~便りが頼りコーナー~

11.6.6. いまい農場20周年おめでとうございます。全国的に多くの支持者が出来て、益々のご発展をお祈りします。安心の食材提供のためのご尽力に心から敬意を表します。昨夏は酷暑、今年は想定外の台風が5月に来襲、一週間も早い入梅とお天気も激変でしょうか。東北被災地のためにも小雨であることを願っています。永田町異変は小康を得て一安心ですが。(Fさん)

11.6.14. 何もしないのに突然左足に痛みが来て二日間歩けなくて遅くなりすみません。疲れからということで年には勝てませんね。今年は梅雨が早いですね。おいしい卵が出来て20年ですか。早いものですね。いつからおつき合いをさせて頂いているのでしょうか?もう10年過ぎたでしょうか。本当に安心して頂けることの幸せですね。お体ご自愛を!!(Oさん) → (もう15年になります。本当にどうもありがとうございます。)

11.6.15. 梅雨に入ってからはあまり雨が降りません。いまい農場の歴史のお話にホロッとしました。お二人が力を合わせて頑張ってこられた様子を想い、巣立ってゆかれたお子様たちの心に、そそがれた愛情が育っていると思います。これからもお体大切にして下さいね。いつもありがとうございます。(Sさん)

11.6.16. 3年前、新築の際「オール電化住宅はやめよう」と英断した夫。ここ3ヶ月、原発のニュースのたびに"どや顔"で私を見ます(笑)(Kさん)

11.6.17. 先日、食育セミナーに行ってきました。あの焼き肉チェーン店が以前にテレビでベタほめされていたそうです。それを見てお店に行った人もいるはずですよね。おそろしい話ですね。(Mさん)

11.6.20. 今年は梅雨そのものと思える日が続いています。早く終わってほしいと思う反面、猛暑もかなわないですね。トライやるウィークでのご意見、納得することばかりです。私の子供の頃は家族の人数も多く、お手伝いは当たり前でした。それなのに自分の子育ては学校と習い事のみでやはり何か足りない人間になっています。体を使って働く経験はとても大切ですね。反省しきりです。(Yさん)

11.6.22. カッコーいいですね。こちらホトトギスが早朝鳴いています。テッペンカケタカ~とほんとうに聞こえますね!山は近いが田んぼまでは少し距離があり、カエルの声が聞こえないのがちょっと寂しいです。(Tさん)

11.6.22. 次男も20才をむかえました。今井家も三女さまは20才になられましたよね~。お互い無事子供達を大人にしましたネ。でもまだまだ20才になってもこどもにかわりなく大変なこともあるかと思います。もうひと頑張り致しましょうか~。でもでもひとくぎり。(Fさん)

11.6.23. 情報って本当に恐ろしいものですね。事実を知るという事がこんなに難しいものとは・・・今回の大震災でつくづく思いました。(Kさん)

11.6.24. 暑いです。今年の夏は、より一層暑さを感じそうです。原発事故はますます深刻さを増してきました。松下竜一さんの「暗闇の思想」を学ばねばと思います。吉村昭の「三陸大津波」を読むと今回の地震が想定外などではなかったことがよく分かります。ところでトライやるの子どもたち、幸せですネ。(Yさん)

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 小出助教授の国会証言要旨

 少し前のことですが、去る5月23日の参院行政監視委員会で参考人として、小出裕章京都大学原子炉実験所助教が次のような発言をされました。最近になって、みのもんたまでが、持ち上げているようですが(変わり身のはやさに驚きです)、今までは、ほとんどタブー扱いだった人のようです。

 このときの発言を一度ご紹介させて頂きたいと思いますので、ここで天木直人氏のメルマガより要旨を抜粋で載せさせて頂きます。

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●原子力の資源であるウランの量は、石油の数分の1、石炭の数十分の1に過ぎない。

●推進派は、高速増殖炉という特殊な原子炉でプルトニウムを増殖させて再処理をしつつ核燃料サイクルで回しながらエネルギー源にするとしてきた。

●この構想の中心にある日本の高速増殖炉は破綻している。政府の原子力開発利用長期計画を見ると、最初の1968年の計画で高速増殖炉は1980年代前半に実用化としていた。しかし、全く実現できず、ついに2005年の改訂(原子力政策大綱)では、2050年に一基目の高速増殖炉を作るという計画になった。

●どんどん目標が逃げているのは明らか。10年経つと目標は20年先に逃げている。永遠に辿りつけない。ところがこれを作った原子力委員会やそれを支える行政は一切責任をとっていない。

●高速増殖炉の原型炉であるもんじゅだけでも1兆円以上を無駄にしてきた。現在の裁判制度では1億円の詐欺で1年の実刑という。1兆円だと何年の実刑になるのか?1万年だ。行政のなかにもんじゅの責任者が仮に100人いるとしたら一人あたり100年の実刑になる。それほどのことなのに、誰も責任をとっていない。原子力は異常な世界だと思う。

●原子力発電は膨大な放射能を取り扱う技術。広島の原爆のウランの量は800グラム。一つの原子力発電所で1年で1トンのウランを燃やす。それだけの核分裂生成物という放射性物質を作っているということ。機械である原発が故障するのは当たり前。原発を動かす人間も、誤りをおかすもの。破局的事故の可能性は常にある。原子力推進側は、「想定不適当」という烙印を押してそういう可能性を無視してきた。

●たとえば中部電力は、原発には多くの壁があるから大丈夫だとウェブサイトで主張している。特に第四の壁である格納容器が重要だが、これがどんな時でも放射能を閉じ込めるとしている。原子炉立地審査指針に基づいて重大事故を想定しているとはしているが、格納容器は絶対に壊れないという前提になっており、放射能が漏れるような事故を考えるのは「想定不適当」だとしてきた。ところが実際に福島でそういう事故が起きてまだ進行中。

●この事故に対する行政の対応は大変不適切だ。今回日本政府は危険を一貫して過小評価して楽観的な見通しで行動してきた。私はパニックを防ぐ唯一の手段は、正確な情報を常に公開することだと考える。残念ながら日本の行政はそうではなく、常に情報を隠し、危機的な状況ではないと言い続けてきた。

●更に、誰の責任か明らかにしないまま、労働者や住民に犠牲を強制している。福島の原発労働者の被曝限度量を引き上げたり、住民の避難の基準も法律の基準とは全く違ものになっている。こんなことをしていていいのか。

●事故の本当の被害はどのくらいになるのだろうかと考えると途方にくれる。現在の法律を厳密に適用すると、福島県全域の土地を放棄するほどになる。それを避けようとすると住民の被曝限度を引き上げるしかないがそうなると被曝が強制されることになる。

●ガンジーが七つの社会的罪ということを言い、それが墓の碑文として残っている。理念なき政治。労働なき富。良心なき快楽。人格なき知識。道徳なき商業。人間性なき科学。献身なき崇拝。それぞれ噛み締めてほしいと思う。


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 脱原発宣言のわけ
  城南信用金庫  吉原毅理事長 
~朝日新聞でのインタビューに答えて11.6.29.~

 「ひよこ」No.235で紹介させていただいた、『脱原発宣言』をした東京にある城南信用金庫。
 先日、朝日新聞にインタビューされていましたので、抜粋して載せさせて頂きます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「経済界のほとんどが原発問題について沈黙する中で、社会的なメッセージを打ち出すのは勇気が必要でした。」

 「今回の原発事故は人間の思い上がりを象徴するものです。このような技術文明は近代合理主義の行き着いた果ての姿かもしれません。…大局観もなく突き進み、成長のためには原発はやめられないと思い込んだところが問題でした。」

──震災以前から原発を問題にしていたわけではありませんよね。──

 「正直言って私自身、不安に思っていませんでした。反原発運動に対しても、なぜそこまで反対するのだろう、と思っていました。今、申し訳ない気がしています。ちゃんと考えなければいけませんでした。」

──金融機関が脱原発を公言するのは意外です。何か下心でもあるんじゃないかと。──

 「私達信用金庫には、中小企業や個人客を大切にし、地元の発展に貢献する使命があります。利益や株主への配当を重視せざるをえない銀行とは違います。…金儲けのために存在するのではないという自負がある。信金のルーツは19世紀に英国で生まれた協同組合運動です。産業革命で貧富の格差が広がり、お金に振り回されて倫理や道徳が失われる恐れが出てきた。それを是正し、みんなが幸せに暮らせる社会をつくろうという理想を掲げたのです。」

 「実際には無力かもしれないけれど、社会の役に立とうという気持ちは大切にしたいと思っています。そこが私達のアイデンティティーなんです」

──経済界の異端児ですね──

 「とんでもない。私は常識人ですよ。ご近所のみなさんや中小企業の経営者の方々が思っているような、ごく当たり前のことを言っているだけです。例えば電車の中で、誰かがからまれていたら『やめなさいよ』と言うでしょう。私は、企業は人間と一緒だと思うんです。お金を稼ぐだけじゃなくて、理想もあるはずだし、魂もある。企業だって、正しいと思ったことは発言すべきです。そこで働く人の誇りにかかわることなのです。」 

        (引用ここまで、傍点今井)

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 東電社長が地震直後の会見で今後を語る中で、「株主の意向も踏まえて…」の趣旨のことを素早く言いました。ほんの一言でしたが、それはあたかも、国民生活よりも株主の方が大事だと言わんばかりで、本音が出た言葉として、私にはとても印象的でした。

 『私達信用金庫には、地元の発展に貢献する使命がある』これは信金だけの話ではないと思います。

 「ガンジーの七つの社会的罪」(七つの中にはよく分からないものもあるのですが)私はとてもこれが大事だと思っています。「理念・良心・人間性・そして、労働…」、きれい事ではなく、これを忘れて『欲』に走ると間違いが起こるのだと思います。


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残留農薬基準六倍も緩和
ホウレンソウ
          河村宏

 農作物の放射能汚染の影で、農薬の残留基準の緩和が目論まれている。厚生労働省は農薬イミダクロプリドのホウレンソウにおける残留基準を、2.5ppmから15ppmに上げる案をパブリックコメント提示した。同剤はネオニコチノイド系殺虫剤で、ミツバチ大量死の一因であるだけでなく、ヒトの神経伝達系にも影響を与える恐れがある。

 基準緩和に至ったのは、農薬メーカーの身勝手な適用拡大のためだ。ホウレンソウのアブラムシ駆除のため、イミダクロプリド粒剤を土壌混和するという新たな使用法により、それまでの残留試験で0.2ppm以下だった最大残留値が8ppmを超えてしまった。これでは現行基準に抵触し、販売できないため、厚労省は基準を六倍も緩和した。ホウレンソウの国民平均摂取量は一日約19g、15ppmでも、前食品からのイミダクロプリドの摂取はADI(一日摂取許容量)の80%を超えることはない、というのである。

 消費者の安心安全の意向を無視したこのような考えは許せない。

  (反農薬東京グループ・「週間金曜日」より)


ミレット刈り始め

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 鶏の緑餌。
 クローバーも終わり、次は、このミレットが主役です。5月22日に種まきをしたミレット(ヒエの一種)ようやく、20~40cmに伸びてきました。やわらかくていい感じです。

 今日から、刈り始めです。

「ひよこ」No.237号より

 6月8日、ホトトギスが鳴き始めました。寄り合いがあって千種の町中にいたら、こんなとこでも昼間から結構やかましく鳴いているのにビックリしました。

 寒かった春、早い入梅。なんだか、ゆっくり春ののどけさを楽しむ事もなく、そのまま梅雨に入ってしまいました。

 ジャガイモが小さい芋がつき始めた矢先、イノシシに全部食べられてしまいました。去年は天候の影響で不作だったのですが、2年続きのジャガイモなしです。 ジャガイモ、玉ねぎは農家の常備菜で、いつも軒下に吊ってあるものなんで、これがないと結構つらいんですね。

 イノシシ、鹿、夜になると、家の回り、そこら中を走り回っています。鹿は昼間っからピーピー鳴いてます。

 この前、知人が鹿に突撃されて軽トラックを一部壊していました。

 今年は、カッコーがよく鳴いています。例年になく涼しい気候。コメなど心配ですね。

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『復興債』ってちょっとおかしいのでは??

 東日本大震災の復興に向けて、『復興債』なるものが話題に上るようになって来ました。

 私は、どう考えてもこれが腑に落ちません。

 復興債とは、つまりは金のある人から借金して復興に当てるということでしょう。ということは、何年か後には利子を付けて返すということです。つまり、復興債を買うということは、一見復興を助けるように聞こえますが、結局は、この大震災に乗じて金を貸して資産を増やす、つまり、言い方は悪いですが、人の不幸につけ込んで金儲けをするみたいなことではないでしょうか。

 これはおかしいでしょう。『日本は一つだ、みんな家族だ』とかなんとか、テレビでは格好のいいことを言ってますが、家族というのなら、困ってるときには出すでしょう。ダルビッシュは1億円出しました。石川遼は今期の賞金をみんな出すという。もともと、もっともらっているのでしょうが、それにしても若いのに見上げたものです。『日本は一つ、みんな家族』というのはこういうことを言うのではないでしょうか。

 金持ちが出して当然と言っているのではありません。しかし、今回に関しては、少なくとも利子をもらって儲けを作ってはダメでしょう。

 今回の復興には30兆~50兆円がかかるのではと言われます。(原発を見ているともっとかかるのではという気もします。)国家予算が80兆円くらいの中で、30兆~50兆円の資金を捻出するのは到底無理でしょうから、増税は避けられないと思います。

 問題はその方法です。そこで簡単に言われるのが消費税ですが、今、中小企業や低所得者は本当にギリギリのところで踏ん張っています。消費税は弱者泣かせの税金で、例えば、中小企業は消費税分をなかなか価格に転嫁できず、自分でかぶらざるを得ない時が多いと聞きます。(反面、輸出大企業は還付金制度で消費税分が国から入ってきます。例えばトヨタは、一円も消費税を払っていず、逆に09年度は2100億円の還付金が入って来たということです。(『週間金曜日』5.13号)) 今、さらに消費税が上がると、中小企業等、社会的弱者は倒れるところが続出してくるのではないでしょうか。

 一方、今、日本人の金融資産総額は1400兆円とか言われます。(諸説あるようですが)

 やはり、この際、応能負担の原則に立ち返って頂くしかないのではと思います。それが「共に生きる」ということだと思います。

 所得税の最高税率も20年位前までは70%でしたが、今は40%に下がっています。これをもう少し上げてもらうとか、大企業の内部留保は、最近の10年間で世間の不況にもかかわらず100兆円増えて約250兆円あると言われています。法人税の累進率を上げてそれを出してもらうとか、証券優遇税制で今はどんなに儲けても10%しか課税されないそうですが、それを上げてもらうとか。

 ここでは長くなりますので、またの機会にさせて頂きますが、私は、震災以前から、景気対策や格差社会の是正のために、税による富の再配分機能をもっと働かせるべきだ、復活させるべきだと思っていました。「金持ちのおこぼれが国民に流れる」などと『小泉・竹中』時代に言われていましたが、現実は強者に貯まるばかりでした。それがもともとの資本主義の仕組みなのだと思います。それを是正し、共に生きる社会を築くのが人類の進歩だと思います。

 とにかく、「みんなで支援しよう」という美名のもとに、消費税でもって、今カツカツで生活している人からさらに搾り取り、金持ちにはまた利子が入る。これはしてはいけないことだと思います。

 『謙虚と感謝、小欲知足』。これこそが今の文明が忘れてきた一番大事なことなのだと思います。今回の事故で再考すべき、一番大切なことだと思います。これを思い出さないと、第2、第3の文明の『原発事故』につながっていくのではと思うのです。

 何か間違っていましたらご教授お願いいたします。

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 最近の緑餌

 イタリアンライグラスも終わりました。今は、クローバーと畑の草・畦の草です。次の牧草ミレット(ヒエの一種)も今、5~6cmになってきました。

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ひよこサロン  ~便りが頼りコーナー~
(全部のお便りを載せられなくて申し訳ありません。)

11.5.23. 緑がきれいな季節になりましたね。このすごしやすい季節にいただく卵ご飯のひと口目は最高でした。(Mさん)

11.5.24. 何時も御地の気候の様子を伺っていると本当に羨ましい限りです。毎日暑い日寒い日あり我々は身体の調整にとまどいます。(Sさん)

11.5.25. 放射性廃棄物の最終処分方法、処分地も未決定、安全基準もあいまいのまま、原子力発電を推進してきた国策のツケが回ってきていますよね。高レベル放射性廃棄物は再処理した所で、必ず出るゴミであり、30年前の知識だとガラスで固めてプールで50年、地下350mで約300年空調で冷やし続けないと発熱がおさまらないとか。その後、もっといい方法が開発されているのかしら?こんな子孫にツケを残す発電方法に少しでもたよらずに過ごすために、今自分にできるのは小さな節電だけですが。(Tさん)

11.5.30. 送電線を電力会社が全部押さえてる事とか、東京電力在籍のまま国家公務員(非常勤)採用が23人もひどすぎる、いろいろ教えてもらって有り難うございます。(Hさん)

11.5.30. 安全でおいしい卵のために20年。ご苦労様でございました。健康に十分お気をつけになって、これからも長くご活躍下さいますようお願い致します。一年生になりました孫は、フライパンを器用に動かして薄焼き卵の「アート」を楽しんでいます。時にはペンギン、時にはヘビ、妹二人は待ちかねてパクリ。感謝。(Uさん)

11.5.31. 茨城へ行って来ました。屋根のブルーシートがあちこちに見られるぐらいで、一応日常生活がもどっていました。でも国道は工事中だったりガレキの山もありました。常磐線は原発の影響で全線開通は見通しゼロです。それにしても国会の現状には開いた口がふさがりません。悲しくなります。(Yさん)

11.6.1. 毎回「ひよこ」楽しみにしています。じっくり読めないまま、先にこのコメントを書いてます。後で読んで勉強させて頂きます。(Aさん)

11.6.3. 卵かけごはんおいし~!梅雨でうっとおしい日々ですが、そちらは若さあふれる中学生到来でエネルギーもらえてヨカヨカでは?ホント若いって素晴らしいですネ~。うらやましい。(Nさん)

11.6.6. いまい農場20周年おめでとうございます。全国的に多くの支持者が出来て、益々のご発展をお祈りします。安心の食材提供のためのご尽力に心から敬意を表します。昨夏は酷暑、今年は想定外の台風が5月に来襲、一週間も早い入梅とお天気も激変でしょうか。東北被災地のためにも小雨であることを願っています。永田町異変は小康を得て一安心ですが。(Fさん)

11.6.6. あの条例(大阪府の『君が代』条例)は成立しました。・・「そんなの当たり前!!」という意見が多いですが、世の中そんなに簡単なことではありません!!複雑なことを簡単にしてしまうことで、間違いがはじまります。もっとみんなで考えよう!!(Aさん)
 
11.6.10. 昨日、西宮に住んでいる娘が孫を連れて一ヶ月ぶりに来てくれました。孫を見ていると不思議なくらい元気をもらいました。(Oさん)

11.6.11. かわいらしい若鶏の小さな玉子に、見た瞬間、思わず笑ってしまいました。手のひらにのせて眺めていました。一昨日、なんと家を買ってしまいました!!引っ越しは早くて年末ということみたいです。今週は自分でもびっくりすることが起こってしまいました。(Kさん)

鶏舎 水源掃除

 最近、雨が多いので、今日は、鶏舎水源の掃除をしました。きれいな水が流れています。これがうちの卵の美味しさの大きな秘訣の一つです。
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このカゴの中に取水パイプの先が入っていて、土砂が入らないようになっています。

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 この上には何もないです。杉・ヒノキや、雑木の中から、わき出てきた水です。

千種町野菜生産組合 芋苗差し 恒例の千種南小学校3年生と 

 なんとか天気がもって良かったです。
 毎年恒例の、千種町野菜生産組合のサツマイモの苗差しです。小学生に植えてもらうところを一畝だけ残し、後はみんなで先に植えました。むこうに見えるのは千種高校です。
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千種南小3年生も元気に来てくれました。これも毎年恒例です。
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トライやるのまとめ・感想

トライやるウィーク 感想

まずは、「ひよこ」通信から

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 トライやるウィークが終わりました。

 今年は中学2年生男子7人。過去最多です。どうなるかと心配しましたが、どうやら多い方が子供達も楽しそうだしこちらも気が楽でした。

 草刈り機も7台用意しました。7人が一斉に草を刈り出すと、慣れてくれば結構な仕事量をこなしてくれます。近所の方が、「いつも来てくれたらいいのにね」と感心しかり。

 千種町の子どもは素直です。本当に純粋というか、斜めに大人のいうことを聞くということがありません。
 やはり、小さいときから大事に育てられているのでしょう。「大人は自分たちを守ってくれるものだ。」という意識が根底にあるのでしょう。

 これって素晴らしいことだと思うのです。子どもが当たり前に子どもでいられる。千種町の一番いいところだと私は思います。高校生でも、路線バスで通学の時、運転手に「ありがとう」と挨拶をすると聞きます。

 学校を離れて子供達は外でいきいきと働いてくれます。『勉強してるよりよほど楽しい』。こうして体を動かして働くことが大好きな子が本当は一杯いるのだと思います。大人になってもこうして気持ちよく働ければいいのですが、どうも違うのかも。現場で働くのは派遣労働者か外国人。使い捨て。後は、ネクタイしめてセールスとか。本当は働くことはとても楽しいはずなんですが。。。

 『命をいただく話』は例年通りさせて頂きました。今年の子達は頑張ってすんなり鶏を絞めてくれました。時に泣き出したりすればこちらまで涙が出てきますので。

 このトライやるウィークの取り組み。兵庫県独自で始まったもので、今年で、たぶん14年目だと思います。よく続いてますね。

 とってもいい取り組みだと思います。前にも書きましたが、昔は子どもは「遊び」と「手伝い」で大きくなって来ました。その中で親は子を鍛え、子どもたちはいろんな体験をし、また人間関係を学んできました。

 それが、今は「勉強」と「スポーツ」に変わりました。型にはまった大人が作った世界です。「遊び」と「手伝い」をして来たその上にそれがあるのならいいのですが、今はいきなりです。だから、とっても弱い薄っぺらい育ち方になってしまっているように感じます。「遊び」と「手伝い」は生きる上で「勉強」以上の必須科目だったのです。

 昔は学校外(家庭・地域)でその必須科目が自ずとされていたのですが、今は、学校外でも同じように「勉強」と「スポーツ」。だから、「トライやる」は「学校」と「学校外」の逆転の場だったのですね。そんな場がこれからもっともって必要になるのではないかと思えてなりません。

『ゆとり教育』じゃないですね。「手伝い」なんて「ゆとり」じゃない。詰め込みでもなんでもいい、体験させなきゃと思います。特に物作りの体験、一次産業・二次産業の体験をどんどんとさせていって欲しいと思います。とりわけ「食料を作る、命を育てそれをいただく」これはぜひとも、少しでもいいからすべての子どもに体験して欲しい。

 そんな意味で、この「トライやる」学習。もっともっと拡充して欲しい。中二のたった五日間だけでなく、もっと継続的に、全国的に、ひろげていって欲しいと思います。

 大事なことを忘れてきた今の文明。ものを作る、体を使って働くことが軽んじられてきた社会。ともすれば、自分が働くことよりも人を働かしてその儲けを吸い取ることの方が偉いとされる社会・・・。こんな社会を打ち破るためにも「トライやる」学習は頑張って欲しい。

 原発事故も、大事なことを忘れてきた文明が行き着いた先なのでしょう。『3.11』を契機に、今の文明によって忘れさられ、軽んじられてきた大事なことをもっともっと見直していきたいものです。

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補足ですが。。。

 命をいただく話とは?

 残酷なことをしているのだが、そうしなければ人は生きていけない。動物は他の生き物の命を奪わなければ生きていけない。身体にいいもの、必要なものに対しておいしいと感じる味覚が人には備わっているのだろうが、それは奪った命をおいしいと感じる残酷な味覚なのだろう。

 短いけど五日間世話をして生かした鶏を殺して食べる。これが大事。

 「インディアンは自分で殺した生き物しか食べない」という話を聞いたことがあるが、『殺す』ということが、相手に対しての最大の敬意。いただく命に対しての最大限の感謝の表現なのだろう。

 「残酷だと思うなら、残酷な行為を誰かにゆだねていたことを受け止め、心の痛みを感じなさい」と倉本聰は富良野塾で塾生に鶏の解体を全員にさせるときに言うそうです。

 それと、命のはかなさ、一度死んだ命は何があっても二度と生き返らない、これもよく知っておいて欲しい。カッターナイフで動脈は簡単に切れる。すると、一分後には死んでいる。もう二度と決して生き返らない。そんな、紙一重、すれすれの所で人は、生き物は、生きているのだ。それをしっかり自覚して欲しい。


農業の話とは

・食料自給率が極端に低い日本 欧米ではこんなことはあり得ない。国民が黙っていない。

・なぜか。農業保護をなくしてきたから。欧米では農業を守るために農家の所得を直接補償している。手厚く保護している。日本はコメはかろうじて守っているが他はほとんど保護をやめた。まず、麦と大豆。昔は裏作で麦をどこでも作っていたが、外国から安く入ってくるようになってそれはつぶれた。そして、牛肉・豚肉。果物。・・・関税を撤廃して丸裸。

・農家は努力が足りない。もっと努力して規模拡大して効率を高めよ。とよく言われるが、日本農業は努力が足りなくてつぶれたのではない。補助金が足りなくてつぶれたのだ。農家の人達はよく頑張った。頑張っても食えないから他で稼いでそれをみんな農業(機械代)につぎ込んだ。

・自国の農業を大事にする国民の意識が高まらなければ、農の再生はなく、農の再生がなければ田舎の復活はない。


食べ物の話とは

・いかに日常に売られている食品が添加物で作られているものか。

・しょう油はしょう油ではなく「しょう油風調味料」。本物とは全く違う添加物で作られたもの。だから栄養価は全然違う。

・サプリメントでアミノ酸を取るよりも、じゃこ・かつお・昆布でとったダシの方が良質のアミノ酸が多く含まれる。

などなど